夫の実家のアイルランドに行くのに、今までは格安航空のライアンエアーを使うことが多かったのですが、今回はアイルランドのフラッグキャリアのエアリンガスを利用してみました。
日本からのフライトの場合、ブリティッシュ・エアウェイズを利用してロンドン・ヒースロー空港での乗り換えでアイルランドに行く流れだと、ロンドン~ダブリン間でエアリンガスを利用することがあると思います。

エアリンガスもライアンエアーなどと同様に、公式サイトからチケットを予約すると荷物などのオプションによって価格が前後する仕組みになっていますが、エアリンガスでは一番安いカテゴリーのチケットに10キロまでの荷物の預け入れ(check in)が含まれています。
ライアンエアーやブエリング航空の場合、一番安いカテゴリーのチケットでは座席下に納まるサイズの機内持ち込みのみ(carry on)がデフォルトになっているので、預け入れしたい場合は追加料金を支払う必要があります。
Cheap Flights – To and from Dublin, Europe, Britain and North America – Aer Lingus 「無料で10kgまでの手荷物を預け入れるか、追加料金を支払って機内に持ち込むかを選択できます」
スカイスキャナーやGoogleフライトなどでチケットを一括検索して価格を比べると、格安航空が最安値になるケースがほとんどですが、預け入れする荷物がある場合には最終的な支払い時にはエアリンガスのチケットとほぼ同じ価格になったりするケースがあります。
アイルランドはクリーム系リキュールやアイリッシュウイスキーが有名ですが、普通のスーパーで買える発酵バター(飛行機では液体物扱い)が好きでスペインによく持ち帰ってきているので、一番安いカテゴリーのチケットでも液体物の制限を気にしなくて済むのは個人的には安心ポイントです。
ちなみにアイルランドのバターは夫の家族からもお墨付きなのと、best butterでネット検索するとKerrygoldのバターが上位に入っていたりするので超おすすめです。

また、座席の指定はチケット予約時には有料のものしか選択肢が出てこなかったので選びませんでしたが、後日オンラインチェックイン時に確認すると無料の選択肢が出てきたので、座席位置にそれほどこだわりがない場合はオンラインチェックインまで待つというのもありだと思いました。
搭乗日当日はバルセロナではカウンターに行って預け入れ荷物のチェックインをしましたが、ダブリンでは荷物のチェックインまで自分でできる機械があったので、帰りのフライトではそちらを利用しました。

機械の左側に荷物を置いて重量を測って、エアリンガスのアプリから搭乗券(QRコード)をスキャンすると手荷物タグが印刷されてくるので、自分でスーツケースに付けたらベルトコンベア的なところに持っていって、バーコードをスキャンして荷物を乗せればOKです。
この手荷物チェックインの機械はかなりたくさん設置されていたので、特に待ち時間も必要なくスムーズに手続きできました。


飛行機の機内は普通の短距離用の設備ですが、エアリンガスは通常の航空会社と格安航空会社のハイブリッド型を採用しているらしいので、バルセロナ⇔ダブリン間の約2時間半のフライトの場合、無料でのドリンクやスナックの提供はなくすべて有料です。

フライト時間が短いのでスナックの有無は特に気になりませんでしたが、やっぱり水分は必要だと思うのでお水のボトルは持ち込みしたほうがいいと思います。
エアリンガスはAviosのマイルがちょっとだけ貯まるということもあって、アイルランドへ行く際は今後はエアリンガスを利用しようかなと思っています。



