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カタルーニャ語の勉強を始めました

語学学習
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スペインに住み始めてから4年が経ちました。(あっという間!)

今年の1月までスペイン語B2のクラスに通っていましたが最終テストで落ちてしまい、スペイン語が伸び悩みしている時期でもあったので、思い切って別の言語をやってみようとカタルーニャ語の学習を始めてみました。

まず、そもそもカタルーニャ語とは?というところなんですが、バルセロナのあるカタルーニャ州、地中海にあるバレアレス諸島、スペインとフランスの間にあるアンドラ公国では公用語になっている言語です。また、カタルーニャ語はフランスとイタリアの一部の地域でも使われています。全世界での話者数(非ネイティブも含む)は約1,000万人と言われています。

私が住んでいるバルセロナではもちろんスペインなのでスペイン語も公用語ですが、カタルーニャ語は過去の政権で使用が禁じられて弾圧されていた時期があり、公的な使用は約60年くらい前に再開された言語です。(弾圧されていた時は、家の中で家族間では使っていたけれど外ではスペイン語を使用するという状況だったそうです)

とはいえ、私みたいな外国人の場合はカタルーニャ語が理解できなくてもバルセロナでの生活に支障が出るようなことはありませんが、買い物をするときに簡単な挨拶には遭遇することがあります(こちらに来た当初はそれがスペイン語だと思っていました…)。また、公的な機関から送られてくるメールや駅に掲示してある広告、駅でのお知らせなどはカタルーニャ語でしか書かれていなかったり、カタルーニャ語が一番最初に書かれていたりします。あと最近気が付いたんですがバルセロナのメトロの駅名は全部カタルーニャ語です。

一番上がカタルーニャ語

というわけでカタルーニャ語を勉強してみようと思い立ったものの、完全なゼロからだしせっかくスペインに住んでいるので対面で学習したいなと思いまして、自宅近くのカルチャーセンターで行われていた約3週間の夏季コースを受けてきました。

そして先日授業が終わって、最後に試験を受けて無事A1レベルを修了しました。

カタルーニャ語A1テスト結果
10点が満点?の評価

カタルーニャ語は、スペイン語を知っていると勉強していなくてもなんとなく雰囲気で文字から意味が読み取れることがあります。例えば上の画像に写っている単語だと、recomanacióがスペイン語の「recomendación」(推奨)に似ているので文脈が分かっていれば同じ意味かなと推測ができます。

ただ、勉強してみて感じたのが、スペイン語はほぼローマ字読みをすれば一部を除いて大体発音が分かりますが、カタルーニャ語は同じようにはいかなくて苦労しました。上のrecomanacióは、あえてカタカナ表記にすると、スペイン語の感覚だと「コマナシオ」と読みそうになりますが、実際は「コマナシオ」に近い音になっています。

簡単な発音のルールを授業で教えてもらったものの、テキストを音読するときは私も含め、クラスメイトも迷ったり間違えたりすることが多かったです。あと、スペイン語とは似ても似つかない単語や、逆に1文字違いのスペルなのに意味が全然違う単語もあって普通に混乱しました…

ラテン系の言語を1つ知っていれば他のラテン系の習得は楽勝みたいな話をどこかで聞いたことがありますが、いざ自分でやってみたらまあ全然無理でした。

ただ、A1レベルで習った内容で言うと、スペイン語のMe llamoとカタルーニャ語のEm dic(私の名前は〜)の文法的な構造は同じなので、そういったスペイン語の基本構造を理解しているとカタルーニャ語でも理解しやすいというメリットはあります。実際のところ、スペイン語を理解している前提で先生が文法を解説しているように思うところがありました。

今回のクラスでは10名前後で授業を受けていましたが、ラテンアメリカ系のスペイン語ネイティブが半分くらいを占めていたので、授業の途中途中でスペイン語が飛び交っていました。ちょっと難しい発音が出てきたりスペイン語と全然違う単語やルールが出てくると、「¡Madre mía!」って頭抱える人がいたのはちょっと面白かったです。(陰キャ的にはこういう明るい人が一人いるとクラスが和むなあと思いました)

ちなみにカタルーニャ州ではカタルーニャ語の学習コンテンツや機会が充実していて、州政府のサイトにカタルーニャ語の学習を始めたい人向けのページが準備されています。

Learn Catalan in Catalonia

授業を受けたい場合は、Consorci per a la Normalització Lingüística(言語標準化コンソーシアム?)から探せるセンターに通うと、A1からA2までは無料で授業を受けることができます。また、EOI(公立語学学校)や、今回私が通ったカルチャーセンターみたいなところでも有料にはなりますが授業が受けられます。

Troba el teu curs

カタルーニャ語のレベルを表す際は、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)と比較するとこのような言い回しになってます。言語標準化コンソーシアムのセンターではA2〜C1まではさらにレベルが細分化されています。

CEFRカタルーニャ語のレベル細分化されたレベル
A1Inicial
A2Bàsic (A bàsic)B1/B2/B3
B1Elemental (A elemental)E1/E2/E3
B2Intermedi (B)I1/I2/I3
C1Suficiència (C)S1/S2/S3
C2Superior (D)

実際カタルーニャ語の勉強を始めてみて、A1でも全然楽勝じゃなかったのと、カタルーニャ語の学習書が日本語では本当に数えるくらいしか出版されていないので、自分で作成したA1レベルのカタルーニャ語→日本語の単語のAnkiデータ(apkg)をこのページからダウンロードできるように公開しました。

Ankiのスクリーンショット
作成したAnkiの画面

(↓Ankiについては以前こちらで書きました)

東京外国語大学の言語モジュールとAnkiを使った単語学習
無料で利用できるTUFS言語モジュールとAnkiという単語帳ソフトを組み合わせて、スペイン語の単語学習をしている話について書いています。実際に私が普段使用しているオンライン辞書の情報などもまとめました。

ダウンロードしたデータをAnkiにインポートするとそのまま使えるようになっているはずです。(多分…)

フレーズ含めて700語くらい入れています。授業中に出会った単語はほぼ全部入れたので、単語数的にもA1レベルは大体網羅できていると思います。例文と訳文はGeminiに作成してもらったものです。

当初はあまりに発音がわからなすぎて、最初の方に作った単語データはカタカナで読みも入れちゃってますが、全部の単語に合成音声を追加しています(ちょっと不自然に聞こえるところもありますがほぼ合ってると思います)。

オンライン辞書へのリンクが直接繋がるようにしたかったので、男性名詞・女性名詞の区別(冠詞)は単語の前に入れませんでした。例文をみて判断してもらうか、diccionari.catのリンクをクリックすると分かるようになっています。

A1レベルの単語帳としてはそこそこ使いやすい感じにできたかなと思うので、カタルーニャ語に興味のある方は学習の導入に使っていただけると嬉しいです。

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