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NHKラジオ講座を4月から9月まで聴いてみた感想

NHKラジオ講座を4月から9月まで聴いてみた感想 スペイン語学習
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スペイン語の語学学校に2年ほど通っていましたが少し休憩がしたくなったので、2025年1月から学校をお休みし、その間に前から気になっていたNHKのラジオ講座「まいにちスペイン語」を聴いてみることにしました。

NHKのスペイン語のラジオ講座は平日毎日放送されていて、半年で一つのコースが終了するスケジュールになっています。毎年4月と10月に新しい番組がスタートし、月~水が初級編、木~金が応用編でコースが分かれていたので、2025年4月~9月の木曜と金曜に放送されていた「応用編 これで完璧!接続法」(2023年10月~2024年3月に放送されていた内容の再放送)をNHKゴガクのアプリから毎週聴きました。

講座は1回15分で、毎回以下のような流れです。

1. スペイン語の短いスキット(会話)を聞く
2. 日本語での解説を聞く
3. スキットのセリフを自分で発音する
4. もう一度スキット全体を聞く
5. 2.の解説で出てきた文法や表現のさらに詳しい話を聞く
6. スキットに関連する内容の雑談

NHK出版から発売されている公式テキストと併用しながら聴くと一番効果的だと思いますが、今回はスペイン語のスキット部分はChatGPTに文字起こししてもらい、解説は自分でノートを取るという方法で勉強してみました。(売り上げに貢献してなくてすみません…)

Notionで作成したノート
Notion(PCで使っているメモ)で作成したノート

普段の生活で耳にするネイティブの会話と比べるとスキットのスピードはそこまで早くないのですが、毎回最初にスキットを聴いた時点では内容が分からないところも多かったです。スキットを聞いた後に、講師の福嶌教隆さんが単語や文法の細かいところまで一文ずつしっかり説明してくれたので、最初の時点では意味が曖昧な状態でも解説の後はスキットの会話が理解できるようになりました。(解説時には単語も一語ずつ拾ってくれたので、別途自分で辞書をひかないと意味がわからない…という状況にはなりませんでした)

もう一人の出演者としてバルセロナ出身のクリスティナ・センザノさんも講座に登場するのですが、スキットや雑談で出てくる話題がバルセロナやスペインの文化に関係するものが多く、内容的にも勉強になりました。また、話すときはハキハキと話してくれるのでとても聞きやすかったです。

番組内で登場した接続法に関しては、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)のB1~B2あたりで勉強する内容なので、学校でひととおり学んだ(はず)と思っていましたが、実際のところは用法をちゃんと覚えていなかったり初めて知った表現も講座内でたくさん出てきました。また、これまで語学学校ではずっとスペイン語で授業を受けてきたので、なんとなくぼんやりとした理解になっている部分もあったのですが日本語で明確に理由を聞くことができて理解が深まりました。

今回の講座は、接続法の動詞の活用は頭に入っていることが前提で解説が進んでいったので(もしかしたら公式テキストでそのあたりは補足されていたのかもしれませんが)、接続法の復習や再学習のための内容のような気がしました。

毎回、講座の最後に福嶌さんが「今回はここまでです」「次回もお待ちしています」という言葉で締めていたところを、最後の第48課では「これでこの講座を終わります」「どうぞお元気で」に変わっていてちょっと寂しくなりましたが、やっぱりNHKだけあって講座の内容はすごくしっかりしてるという印象でした。

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