これまでスペイン語は主に語学学校で学習してきましたが、学校の授業で使用した指定のテキスト以外に自習で使用した本やツールがいくつかあるので、使い始めた順に紹介したいと思います。
独学を始める前の準備本
まずはスペイン語の勉強を始める前、一番最初に読んだのがこちらのKindle本です。
当初は語学学校には通わず独学で勉強するつもりでいたので、まずは「スペイン語とは?」というところから知るために購入しました。
例えば、名詞はすべて男性名詞と女性名詞に分類されることや、数字で「1000」を書くときにスペイン語では区切りにコンマではなくピリオドを使うこと(例:1.000)、日本のPCでスペイン語の特殊文字(óやüなど)をタイプする方法など、基礎的なことですが意外と教わらないことがまとまっています。
Duolingo
次に始めたのがDuolingoです。自分でもこんなに長く続けられるとは思っていませんでしたが、継続できていることによってちょっとだけ自信になりました。
内容に関しては短所・長所ありますが、無課金でもちょっとずつコツコツ進められるのと、全体的なデザインも洗練されていて見やすいので、スペイン語に限らずとりあえずなにか語学勉強を始めてみたいときには最適なアプリだと思います。
Duolingoの学習経過については別途記事にまとめています。
東京外国語大学言語モジュール(スペイン語)
東外大言語モジュール|スペイン語 (tufs.ac.jp)
東京外国語大学言語モジュールについては、以前こちらの記事でも書きましたが、主要な文法が解説されていて、基本の語彙や発音も載っていて、しかも東外大監修で全部無料で公開されているというすごいサイトです。文法に関しては要点が簡潔にまとめてあるため、語学学校で教わった内容や下の文法書での解説がいまいち分からなかったときにこちらで復習すると理解度が高まりました。
Gramática de uso del español
こちらは自習用の文法書です。語学学校での授業中に、この本の練習問題をコピーしたプリントがよく配られていたので選びました。(スペイン語ネイティブのお墨付きの本と言ってもいいと思います!)
こちらのシリーズは、黄色(A1~A2)、青(B1~B2)、緑(C1~C2)と赤(A1~B2)の4種類があって、私は黄色と青を使っています。スペインのAmazonで購入しましたが、日本ではAmazonの他にはセルバンデス書店で購入できると思います。
正直、A1~B2の範囲をカバーしている赤1冊でもいいのでは?と思いましたが、他の本とページ数が変わらなかったので、赤はコンパクト解説版のような気がしています。
見開きで1ユニットの構成になっているので、左ページの解説を読んでから右の問題を解く、というスタイルが私にはわかりやすく、進み具合も把握しやすいのでとても気に入っています。最初は知らない単語ばかりで解説を読み解くのにちょっと苦労しましたが、Googleのカメラ翻訳を使ったりしてなんとか読み進めました。
難点は、誤植がいくつかあることです…笑
練習問題を解いて答え合わせをするときに、明らかに答えがおかしいな?っていうところがたまに出てきますが、そんなに致命的な誤植ではない(自分で気が付ける範囲)なのでとりあえず大丈夫です。(?)
SpanishDictionary.com
SpanishDictionaryは主にスペイン語⇔英語のオンライン辞書として活用していますが、トップページの一番上の中央、「…」のメニューからいけるConjugation Drillもおすすめです。
Para conjugation drill | SpanishDictionary.com Vocabulary
スペイン語の学習を始めると一番最初につまずくところが動詞の活用だと思うのですが、ここでは自分で出題内容をカスタマイズして、動詞の活用を時制ごとに出題してくれるドリルを作成することができます。
出題に使用する動詞は自分で作成した単語集(Vocabularyのメニュー内から作れます)も選べるので、なかなか覚えられない不規則活用の動詞などを集めた単語帳を作ると、苦手なものだけ重点的に繰り返して練習することができて便利です。
他にも、Dropsというアプリを使用して単語学習をした記事を書いたりしましたが、個人的には上に書いた本やツールが一番しっくり合っている気がしました。