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年賀状をスマホカメラで電子化した話

年賀状をスマホカメラで電子化 引っ越し前の準備
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海外移住準備あるあるだと勝手に思っているのですが、紙(印刷物)をどこまで海外に持っていくか問題が発生しています。

本であれば電子書籍に移行することも可能ですが、手元に紙でしか存在していないもの、つまり年賀状やら手紙やら昔の給与明細やら、1枚1枚は軽いものでも、束になるとかなり重かったり場所を取っているものがあります。

年賀状は直近一年分だけ残しておくという考えもあるようなのですが、何年か連絡をとってない友人の住所を念のため残しておきたかったり、かといって住所をどこかに打ち込むのもちょっとなあ…と思っていたので、スキャンでの電子化を検討しました。

ただ、自宅にスキャナーがなく、電子化するにあたって①あまり費用はかけたくない、②中身がそれなりに読めればOK(そんなにクオリティは求めない)と思っていたので、どうにかならないか色々と調べたところ、なんとスマホカメラで自炊する手が!

よくよく考えてみれば、今のスマホカメラは性能も良いし、名刺や領収書は写真に撮って会社に送るような時代だし、とりあえずチャレンジしてみました。

準備したもの

  • 自分のスマホ(Android)
  • スキャンアプリ(Adobe Scan
  • スマホアームスタンド

スキャンアプリは検索するといろいろ出てきますが、セキュリティに不安を感じたり、撮影後の色補正などでちょっと不便なところがあったりしたので、PDFで有名なAdobe公式のアプリを使用することにしました。

紙と水平に写真を撮る必要があるため、スマホアームスタンドだけAmazonで新規に購入しました。アームスタンドはなくてもそれなりに撮れるのですが、スマホを固定することにより両手が空くので紙の入れ替えが簡単になるのと、同じカメラ位置をキープできるので作業しやすかったです。

アームスタンドを購入するにあたって、カメラボタンの操作などでスマホを触るので、スマホの位置があまり動かないように、アーム部分があえて柔らかくない(とレビューに書かれていた)ものを選びました。

スマホで撮影

こんな感じで、床と並行になるようにアームを調整して、スマホをセットします。(スマホとハガキの距離がちょっと遠かったので、箱でかさ上げしました)

あとはアプリを立ち上げてひたすら撮影していくのですが、なんと自動で撮影範囲(紙の位置)を拾ってくれるので、特になにもしなくても大抵の場合は良い感じに撮影ができます。(あとから自分で撮影範囲の微調整も可)

アプリ内では、プリセットされたフィルター(色補正機能)があるので、撮影範囲の確認とフィルターを決めたらあとはPDFとして保存するだけです。簡単!

ちょっと不便だなーと思ったのは、フィルター内容の微調整ができないので、もともとの色や撮影状況によっては一部白飛びしてしまうことがありました。必要なところだけとりあえず読めればいい、くらいであればいいのですが、見た目のクオリティを求める場合はやっぱりちょっと向いてないように思いました。

紙に書かれた情報を記録として取っておきたい、という用途であれば、無料でできるしおすすめです。

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