先日マルタ旅行に行った際に、初めてブエリング航空（vueling）を利用したのでその搭乗レポートです。
ブエリング航空はスペインに本社がある格安航空会社（LCC）なのですが、LCCにも関わらずマイル（Avios）が貯まる仕組みになっています。イベリア航空とブリティッシュ・エアウェイズのAviosと合算もできるので、この航空会社でマイルをとりあえず貯めてみたけど結局使えてないという場合は変換して使ってもいいかもしれません。（私は期限切れ直前のブリティッシュ・エアウェイズのAviosをブエリング航空に移動させて使いました）
今回、マルタ行きのチケットは出発の約2カ月前に予約をしました。価格は一人当たり往復で253ユーロ（約37,000円）だったので、約2時間の飛行時間の割には正直あんまり安いという印象ではないのですが…
現時点での最安値は片道19.99ユーロとなっていますが、さすがに夏でその価格帯のものは見つからず、10～12月のオフシーズンでないと最安値でのフライトは難しそうでした。
ブエリング航空も、ちょっと前に乗ったLCCのライアンエアーと同じく、座席の下に収納できないサイズの荷物の持ち込み＆座席指定は有料になります。ただ、ライアンエアーと違ったのは、座席については予約完了時にはどこになるかは決まっておらず、座席指定をしない場合はチェックイン時に座席が割り振られるようになっていました。
今回も座席指定はせずに予約をしたのですが、フライト前日にオンラインチェックインをしようとしたところ、有料の座席指定をしないと次に進むことができないようになっていました…（なぜ…）
そのため、チェックインは当日に空港ですることにし、バルセロナ空港にはブエリング航空のセルフチェックインの機械があったのでそれを使ってみたのですが、何度やっても（機械を変えてみても）チェックインできないというメッセージが表示されてしまったので、結局ヘルプデスクへ行く羽目に…
その後、ヘルプデスクのカウンターでは特に問題なくチェックインすることができました。機械でセルフチェックインできなかった理由はよくわからなかったのですが、ライアンエアーでも似たようなことがあったのでシステムエラー的なもの…？？
チェックイン後に搭乗券を見たら、座席は夫と隣同士で割り当てられていました。
また、帰りの便でも同じく隣同士に割り当てられたのと、ライアンエアーの時みたいに機内での座席交換会を見かけなかったので、座席は可能であれば隣にしてもらえるのがデフォルトなのかもしれないです。
ちなみに今回、行きの座席は非常口の横だったので、縦幅が通常よりも広くて足元に余裕があり快適に過ごすことができました。（多分オンラインの座席指定では「Space」に相当するシート？）
Choose your seat – Vueling
ただ、非常口横の座席の場合は荷物を座席下に置くことは禁止されているため、荷物の上げ下げが必須になるのがちょっと面倒なところかもしれません。
個人的には、もし同じ路線で同じくらいの価格だったら、座席指定をしてなくても隣になる可能性のあるブエリング航空のほうが、機内で乗客同士がわちゃわちゃしなくて済むので、ライアンエアーよりもブエリング航空を今後は選ぶと思います。
あと、バルセロナ空港で利用するターミナルが、通常はLCCの場合はほぼターミナル2（T2）なのですが、なぜかブエリングはターミナル1（T1）の利用になるので、空港内の施設が充実しているT1のほうがショップ巡りなどの選択肢が広くて楽しめると思いました。
