Duloingoでのスペイン語学習500日を達成しました。
365日を達成した時は、自分頑張った!という感覚が強かったのですが、数カ月前にこちらの語学学校に通ったことによって、自分が望むスペイン語のレベルに到達するために覚えないといけないことがぼんやりと見えてきてしまったので、(1日数分とはいえ)500日もやってるのにまだこの程度しか進んでないんだ…という気持ちのほうが自己肯定感よりも大きくなってきました。
そのため、学習500日目を迎えるにあたってキリのいいところまでもうちょっと先に進めたいと思い、500日到達前の最後の2週間は1日1ユニットを進めるというハイペースで学習しようとしましたが、3日目であっけなく挫折しました。(アプリだとミスするたびにハートが減る仕様で学習できなくなってしまうため、PC版から学習しましたが、同じような内容の繰り返しがしんどくて継続できず…) (追記:2023年秋ごろからPC版でもハートが減る仕様になったため、1日でたくさん進めるためにはミスを極力しないようにするか有料プランに加入する必要が出てきました…)
おそらくDuolingoもそういうペースでの学習は想定していないと思うので、自分のできるペースでこつこつ進めていくのが一番なんだなあと改めて思いました。
Web版では今のところ確認できませんが、アプリではこんな感じで到達度合いのようなものが表示されていて、現在は全部でセクション10まであります。ちょっと前までは8までしかなく、アップデートによってユニット数も増やされてきているようで、合計ユニット数は現時点で264まであります。
勉強した範囲&word数
これまでに学習した単語数は1262 wordsになりました。
365日目のときは993 wordsだったので、じわじわ増えている印象です。
ただ、語学学校に通ったときの記事にも書きましたが、Duolingoの習得word数は各単語の意味を覚えるということでの語彙力としてはあまり当てにならない気がしています。(単数&複数、活用形の違いも全部カウントしているようなので)
スペイン語は動詞の活用形が英語よりも圧倒的に多く、1つの動詞で何個もカウントされてしまうので、ここのword数が知識量には直結しないように思います。
現在、ユニットは36(アプリだと、セクション3のユニット9の途中)まで進みましたが、文法としてはまだ現在形のみで、過去形や未来形は出てきていません。Me gusta、nos llamamosなど、現在形の中でもちょっとイレギュラーな用法がちょっとずつ出てき始めたところで、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)のレベルとしては、まだA1の範囲を抜けていないと思います。
500日勉強して気付いたこと
今までもぼんやりそうなのかなと思いつつ、改めてDuolingoで学習中に気付いた単語を書き出してみると、Duolingoのスペイン語はスペインのスペイン語ではなくラテンアメリカのスペイン語をベースに構成されています。
スペインとラテンアメリカの単語の違いの一例
意味 | スペイン | ラテンアメリカ (ここまでのDuolingoで出てきた単語) |
車 | coche | carro |
運転する | conducir | manejar |
ジュース | zumo | jugo |
チケット | billete | boleto |
じゃがいも | patata | papa |
冷蔵庫 | frigorífico/nevera | refrigerador |
セント | céntimo(ユーロの) | centavo(ペソやドルの) |
また、文法的なところでは、vosotros(スペインで「あなた」の複数形)に対応する動詞の活用が今のところあまり出てきません。(ラテンアメリカではustedesを使うため)
この違いはスペインでの日常生活や、こちらの語学学校で学んだ単語と違っていたので気付けたのですが、それがなければ辞書でひとつひとつ単語を調べないとわからなかったと思います。
スペインのスペイン語を学びたい自分としてはこのあたりが少しデメリットですが、Duolingoでは何度も同じ用法やフレーズを繰り返すため、Duolingoから覚えた単語はあまり忘れることが無く、かつ聞き取れるという状態になっているものが多いように感じています。
ただ、やっぱり語彙力はそれほど増えていかないので、日常生活でのリスニング力の向上や自分が言いたいことを言えるようにするためには、別の手段で単語を勉強をする必要があると思っています。