バルセロナ中心部では、1~2ブロック歩けば必ず見つかるくらいたくさんカフェがあります。その中でもバルセロナを中心として展開しているカフェチェーンがいくつかあるので、まとめてみました。
なお、とあるカフェ(チェーン店ではない)を利用した時は、カウンターで注文後に着席し、お店の人が座席まで商品を持ってきてくれて、帰るときに支払いをするパターンを経験したことが何度かあるのですが、以下にまとめたチェーン店はスターバックスのようにカウンターでオーダー&支払いをして、商品を受け取ってから座席につく方式になっています。
SandwiChez
このカフェはテーブル横の壁にコンセントが設置されている店舗が多く、PCフレンドリーなのでWi-Fiも90分無料で使えます。(パスワードが書かれたレシートをカウンターで受け取ります)
スペインの一般的なカフェにはあまり置いていないアイスコーヒーやアイスラテなどもあります。商品の値段は他と比べてちょっと高めな設定だと思います。(スタバくらい)
店名がサンドイッチっぽいですが、フードやサンドイッチの取り扱いは他と比べて少なめです。
el Fornet
深緑に金の文字の看板が目印のカフェです。お店の外観も内装もクラシックな色合いで統一されていてヨーロッパぽくておしゃれですが、お値段はリーズナブルです。
道路沿いのガラス窓からパンがいっぱい並んで見える店舗が多く(上の写真は閉店後に撮ったので写ってないですが)、個人的にはお店の雰囲気はこのチェーン店が一番好きです。
Too Good To Goの対象店舗になっていることも多く、場所やタイミングが合えばパンなどがお値打ちに入手できます。
Too Good To Goについてはこちらの記事に書いています。
365
このカフェはカウンターのショーケースに作り置きのパンやサンドイッチが置いてあるのですが、値段がちゃんと掲示されている店舗が多いです。(バルセロナには値段が明確に書いてないカフェが結構たくさんあり、そういう場合はいつも分からないまま注文して支払っています…)
パン屋さんとしての機能(?)もあるようで、バゲットなどの大きなパンだけ買って持ち帰る人もいます。
Pans & Company
ここはスペイン全土にあるチェーン店ですが、特にバルセロナに店舗数が多いです。(バルセロナ発のカフェのため)
サンドイッチの種類が豊富で、ショーケースの作り置きではなく注文ごとに作ってくれるスタイルです。
スペインでは細長いバゲットを使ったサンドイッチをbocadillo(ボカディーリョ)と呼ぶのですが、この記事内で書いているチェーン店の中ではボカディーリョの種類が一番充実していると思います。
Vivari
内装はシンプルな感じのお店が多く、ベーカリーやサンドイッチなどのフード類も甘い系からしょっぱい系までバランスが良いので、何か食べたいときは時間帯を問わず利用しやすいです。
公式サイトによると、バルセロナ(県内?)だけで70店舗以上あるらしく、街中を散策していると見かけやすい店舗のように思います。
ちなみにカフェに限らずレストランでもあるあるなのですが、上記のようなチェーン店であっても、取り扱っているソフトドリンクの種類や値段をカウンターで提示していないお店が多いです。
基本的な飲み物(コーヒー、水、コーラ、オレンジジュース等)は置いてあると思うのですが、私はいつも無難にcafé con leche(カフェラテに近いもの)を頼んでいます。
また、スペインのコーヒーは基本的にエスプレッソのため、上記のcafé con lecheも、エスプレッソに牛乳を加えたものが出てきます。日本で飲むようなコーヒーはcafé americanoと注文しますが、こちらもドリップコーヒーではなくエスプレッソに水が加わったものです。
それ以外にもスペインには色々な種類のコーヒーがありますが、本当に全種類どのお店でも対応してもらえるのか?どうかは、未だにちょっと謎な部分が多いです…
コーヒーの種類を解説しているサイト:Coffee in Spain: A Total Guide on What to Try & How to Order – Devour Tours(英語)