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【クリスマス菓子】Turrón(トゥロン)を食べ比べしてみました

Turrón(トゥロン)を食べ比べしてみた 日常生活
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Turrónはアーモンド、ハチミツ、卵白などを主な材料として作られたお菓子です。スペインではクリスマスによく食べられるお菓子とのことで、ちょっと前からスーパーでは専用のコーナーが作られています。

Wikipediaでトゥロンを調べるとヌガー菓子と書かれていたので、キャラメルみたいに歯にがっちりくっつくような食感と味を想像していたのですが、食べ比べをしてみたところちょっと違っていました。

トゥロンの棚

クリスマスの時期に大型スーパーに行くと、このような感じで色々なメーカーのトゥロンがズラッと並んでいます。

Vicensのトゥロン

こちらはVicensというメーカーの商品のみで陳列されていたのですが、どうやら老舗のトゥロンメーカーらしく、スペイン国内やフランスなどにも実店舗があり、そちらでは一年中購入できるそうです。

基本的にはトゥロンは長方形のバー状になって売られているものが多いのですが、角切りにしてコーヒーなどと一緒に頂くものらしい…というわけで、3種類のトゥロンがセットになっていた、Alemanyというバルセロナのメーカーの商品を購入しました。

ちなみにパッケージに「great taste」というマークがついていますが、どうやらGreat Taste Awardsという、イギリスの品評会で受賞したものだそうです。ブランドやパッケージに関係なく「味」のみで審査することが特徴らしいので、つまりおいしいというお墨付きがついているということ…!(楽しみ!)

トゥロン3種セット
トゥロンのサイズ比較

1個あたりのサイズは、うちのテレビのリモコンより一回り大きいくらいです。

セットでの価格は12.95ユーロでした。1個あたり4.3ユーロ(約620円)と考えるとなかなかいいお値段なので、特別なときに食べるものという感じがします。ちなみにVicensのものは、これよりサイズは大き目ですが、1個10ユーロ前後(約1,400円)(!)するので、お菓子としてはとても高級品ですね…

まず、一番上の白いTurró dur(カタルーニャ語で書いてあるっぽい)を開けてみたところ、こちらはハードタイプのトゥロンで、アーモンドがびっしり詰まっています。包丁で切るときは、アーモンドを割って切断するみたいな感じになります。

ハードタイプのトゥロン

原材料を見てみると、アーモンド(70%)、ハチミツ、砂糖、卵白と非常にシンプルで、見た目のとおりほぼアーモンドなので噛んで食べる必要があり、アーモンドを食べてる感がとても強いです。

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2つめのTorró crema torradaは、マジパンのトゥロンで、原材料はアーモンド(55%)、砂糖、卵黄、はちみつ、ホワイトチョコレートコーティング、粉乳となっています。

マジパンのトゥロン

こちらも普通に噛んで食べましたが、マジパンなのでふわふわとやわらかい食感です。表面が焦げている見た目が完全にカスタードプリンなので、そういう味を想像して食べたら全然違いました…

私の持っている語彙力ではすごく味の説明がし難いのですが、アルコールを口に含んだ時みたいなモワっとするような感じがあって、アーモンドっぽさはあまり感じませんでした。(これがマジパンの味…??)

3つめのTurró touはソフトタイプのトゥロンです。すごく水分が多くてしっとりしています。原材料は、アーモンド(70%)、ハチミツ、砂糖、卵白と、最初のハードタイプのトゥロンと同じですが、味も食感も全然違います。

ソフトタイプのトゥロン

口に入れるとホロホロと崩れてくるので、こちらも噛んで食べられますが、歯にくっついて取れなくなる感じはありませんでした。包丁を入れたときもさっくりと簡単に切れます。食べたときのアーモンド感はとても強く、噛んだ時に粒々が感じられる仕上がりになっていました。

最後は近所のスーパー、Mercadona(メルカドーナ)で購入したこちらのTurrón chocolate blanco con limón(レモン入りホワイトチョコのトゥロン)です。価格は1.65ユーロ(約240円)と、上の3つと比べてとても安い!

メルカドーナのトゥロンは11月上旬ごろからお店に並んでいました。

チョコレートのトゥロンのパッケージ
チョコレートのトゥロン

原材料を見ると、砂糖、ホワイトチョコレート(24%)、植物性油脂、脱脂粉乳、レモン調合品、その他…と続きます。そもそもアーモンドもハチミツも入っていないので、伝統的な(?)トゥロンではないのですが、現在ではこのようなトゥロンのような形状のお菓子もトゥロンと呼ばれて売られているそうです。

こちらもソフトタイプのトゥロンと同様に、ホロホロする口当たりですが、味はほぼレモン風味のホワイトチョコレートのため、生チョコと板チョコの間のお菓子みたいな感じだと思いました。

実は、個人的には歯にくっつく感じのするキャラメルやヌガーはあまり好きではなくて、積極的に食べたいと思うほうではなかったのですが、今回食べてみたすべてのトゥロンは、想像してたのと食感も味も全然違って食べやすいしおいしかったです。

持ち運んでいる最中に割れたりする心配もあまりないので、お土産としてスーツケースに入れて持ち帰るにも便利なお菓子だと思いました。

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