頼んでみました、とタイトルに書いてみたものの、実はこちらに来てから定期的にGlovoで出前を注文しています。
Glovoは日本でいうところの出前館みたいなサービスです。日本でもお馴染みのUberEatsもこちらにはありますが、Glovoはなんとスペインのバルセロナで立ち上げられたスタートアップということもあり、こちらのレストランの入口にはGlovoのステッカーが貼ってあるのをよく見かけます。
ちょっと前にウクライナでマクドナルドが再開したというニュースを見たときも、映像にGlovoの黄色いバッグがたくさん映っていたので、他のヨーロッパの国でもメジャーなサービスなのかなと思っています。
最近、ピースの綾部さんのエッセイ本を読んだのですが、(英語上達のために)英語を話すチャンスがなくなるからアメリカに行ってからはUberEatsをまったく頼んでない、ということが書かれていました。
私は逆に、Glovoを含む出前の注文は、語彙力のアップに繋がるんじゃないかと思っています。(ちょっと語彙の種類に偏りがありますが)
というのも、Glovoで注文する際、すべての店舗において商品写真が掲載されているわけではなく、写真を準備していないレストランやメニューも多数あるので、書いてあるメニューが何を意味しているのかざっくりとでも理解しないと注文ができないからです…
特にアジア系のレストランではメニューが100種類以上あるところも珍しくなく、そういったお店で写真がすべてきっちり掲載されているのは稀なケースだと思います。
というわけで、Glovoを使ってアジア系のレストランで注文したメニューをちょっと紹介します。
今回私が注文したのは、Yakisoba pollo rebozado(7.95ユーロ)とEdamame judias(2.96ユーロ)です。
「焼きそば」と「枝豆」でそのまま日本語なので、写真がなくても味と見た目の想像がしやすいという点でわかりやすい料理だと思ったのですが、実際に到着したのはこちらです。
よくよく調べてみると、pollo rebozadoは衣がついた鶏肉ということらしいので、鶏カツが焼きそばと一緒に提供されるということだったみたいです。鶏カツに使われているお肉は薄めで、ハムカツくらいな感じです。
焼きそば自体の味はというと、日本の焼きそばとは微妙に違うような気もするのですが、日本の中華料理が日本人の口に合うようにアレンジされているように、ヨーロッパのアジア料理も現地で好まれる味覚や入手できる材料に合わせてアレンジされているんじゃないかと思います。
ちなみに、私は日本にいたときも出前館とUberを度々利用していたのですが、注文してから到着するまでに1時間前後、長いときは90分以上かかるのは普通という印象を持っていました。
Glovoから注文した場合、大抵の場合は30分前後で届くので、体感としてめちゃくちゃ早いし便利に感じています。
また、Glovoはネットスーパーみたいな側面も持っていて、スーパーの食料品も出前と同じ感覚でGlovoから注文して届けてもらうことができます。ただ、このスピードだからか(?)注文した商品がいくつか入ってなかったこともあったので、そのあたりはちょっと注意して確認が必要かもしれません。(なお、入ってなかった商品分の返金処理はアプリから簡単にできました)