私が今住んでいる物件は家具家電が付いていないところなので、色々と買い揃えていたのですが、そろそろ洗濯機がないとつらい（毎週末コインランドリーに行くのが面倒くさい）ので、MediaMarkt（メディアマルクト？）という家電量販店に行ってきました。
洗濯機と乾燥機の購入
洗濯機売り場は日本と同様の形で陳列されていて、値段もメーカーも様々なものが置いてありました。
日本と大きく違ったのは、ほぼすべてがドラム式で、いわゆる縦型の洗濯機は数えるくらいしか置いてなかったので、こちらではドラム式が主流なのかな？という気がします。
私は今まで縦型しか購入したことがなかったので、人生初ドラム式ということもあり、乾燥機つきか～そういえばヨーロッパはあんまり外に干さないとか聞くしな～と思いつつ、商品を物色していました。
ただ、日本のメーカーのものは一つもなく、あまり聞いたことのないメーカー名の製品が多かったので、予算とデザインからこちらを購入しました。（正直よくわからなくて見た目で選びました）
店頭での購入時に配送の有無なども指定することができたので、自宅まで配送・設置してくれるようにお願いして、待ちに待った到着日。
良い感じに日焼けしている二人組の屈強な男性が運んでくれたのですが、設置する場所を見て一言。
「洗濯機はないのか？」と…
どういうこと？？ とよくよく確認してみると、なんと購入した商品は洗濯機ではなく乾燥機だったのです。（！！！）
念のため購入したときに店頭で商品の写真を撮っていたのですが、そこにはAssecadoraの文字が…（カタルーニャ語で乾燥機の意味）
洗濯機がないのに乾燥機だけ設置されてしまうという状況になってしまったのですが（買いに行く前にちゃんと単語調べておけっていう話なんですけど）、言い訳を書かせてもらうと、ドラム式で乾燥機のみって日本ではかなり稀なパターンだと思うんです。だからまさかドラム式なのに乾燥機能だけだなんて思わないじゃないですか…
その後色々調べたところ、ドラム式の「洗濯乾燥機」も存在するようなのですが、洗濯機と比べると圧倒的に数が少なく、MediaMarktの通販サイトで検索すると、ドラム式洗濯乾燥機は30件ヒットするのに対して、ドラム式洗濯機は213件のヒットでした。
洗濯乾燥機と洗濯機単体ではあまり価格差がないようだったので、どうせなら乾燥機付きのものを買ったらいいような気もしますが、なにか現地事情があるのかもしれないです。
というわけで、一旦こちらの商品は返品も考えたのですが、返金対応や回収してもらうための日程調整などがちょっと面倒だったのでこのままこの乾燥機は持つことにして、後日、今度は洗濯機のみを買いに行きました。
ただ、ドラム式の乾燥機と洗濯機を設置しようとすると、うちのスペース的に縦に2台置くことになるのですが、そうなると棚も検討しないといけないことから、今回購入した乾燥機の横のスペースに置けるようにするためこちらの縦型の洗濯機を購入しました。
なんとこちらは横幅が約40センチしかないのに容量8kgという不思議すぎる構造で、しかも中身はドラム式になっています。いわゆる日本の縦型の洗濯機とはまったく異なっていました。
外側のフタを開けると洗濯槽の外側（ドラム部分）が見える状態になっていて、洗濯槽の側面についている扉から洗濯物が入れられるようになっています。奥行は一般的なドラム式と同じくらいの約60センチ。めちゃくちゃ不思議です。
洗濯メニューはかなり細分化されていて、Googleレンズに頼りつつ説明書を読んだのですが正直どれを選んだらいいのか良く分からない状態です…
メニューを選んでいくと終了予定時間が左側のパネルに表示されるのですが、2～3時間はかかってしまうコースが多いため、とりあえず毎回「All In One 59’」（59分で終わるコース）にしています。
水温と脱水時の回転速度は、左側のタッチパネルで選べるようになっていますが、あまり高すぎると衣服にダメージがかかるらしいので、毎回40℃の800rpm設定（1分間に800回転ということらしい）にしています。個人的には800rpmでも十分脱水されているように思うので、最高の1400は使う必要はないように思っています。
メニューと水温・回転速度を決めたら、パネルのスタートボタン（▶）を押すと洗濯が開始されます。
使用している洗剤について
最寄りのスーパーで買えるアリエール（ジェルボールタイプ）と柔軟剤を使用しています。
なお、洗濯機を買ったときにアリエールの宣伝冊子がついてきたのですが、液体タイプの場合は冊子内の②の写真のようにキャップごと洗濯槽に入れるとより効果を発揮するらしく、キャップが洗濯ボール的な（？）役目を果たすということなんでしょうか…？？
それから、硬水の場合は石灰が溜まって故障しやすいという情報を目にしたので、石灰除去ができるタブレットも投入しています。
パッケージの裏側に画像がついていたのですが、私が住んでいるスペインの東側は特に硬水らしいです。日本に住んでいるときは水の硬度なんてほとんど考えたことなかったのですが、ヨーロッパではそういうのも考慮に入れつつ生活していく必要がありそうです。
