友人に誘われて、バルセロナにあるNau Bostikという、文化会館のような場所で開催された古着市に行ってきました。
この古着市はTwo Marketという団体が主催しているイベントで、サイトで公開されているスケジュールを見ると月1くらいのペースで開催されているようです。
会場となっているNau Bostikは、バルセロナではあまり見ないおしゃれな感じのペイントが壁一面にされていました。(街中でよく見かけるアルファベットを並べてる系?のグラフィティは、率直に言うととてもダサいと思っているのですが、ここのペイントは素敵だなと思いました)
今回の古着市は、会場への入場料が3ユーロ、置いてある服は全品1ユーロ(約160円)(!)という値段設定です。開場は午前10時からとなっていたので集合時間を11時にしたところ、この時点ですでに袋いっぱいに服を購入して会場を後にしている人をたくさん見かけました。
入口では入場制限がされていたため長い列ができていて、友人たちと話しながら1時間近く待ってようやく入場することができました。
入場料が必要だったこともあり、かなり大きい会場なのかと期待していたのですが、中に入ってみると想像していたよりも小さく(テニスコート2面分あるかどうかくらい)、メンズとレディースでざっくりと2部屋に分かれていました。
試着室として使える小型テントのようなものも会場内に設置されていましたが、取り扱っている服のクオリティはというと、正直なところ個人的にはちょっと微妙だなあと思ってしまいました…
「ヨーロッパの古着」という響きになんとなくおしゃれなイメージを持っていたのですが、商品の中にはファストファッションブランドのTシャツ(新品で買っても10ユーロ前後くらいのもの)などもあり、おしゃれなものやちょっといいブランドの服ではなく、日常で多くの人が着ている服の古着が置いてあるように思いました。
ファッションに疎いためヴィンテージ云々は全然分かりませんが、状態やデザインが良い服は取り扱っていない感じでした。(全品1ユーロという価格設定なので、そうあるべきと言えばそうかもですが…)
服の配置場所も、種類によってエリアを分けている感じではなく、バラバラの状態でハンガーにかけて陳列されていたり、机みたいなところにそのまま服が大量に積みあげられている場所があったので、ファッション好きで宝探しみたいなことが好きな人にはすごく楽しいと思うのですが、個人的にはそこまでの熱量を持てるほどの品揃えではありませんでした。
Two Marketのサイトを見ると、全品5ユーロの古着市や、重さ1キロで35ユーロという価格設定の古着市もあるようなので、もしかしたらイベントによって取り扱っている服の種類やクオリティが違うのかもしれないです。
今回はちょっと自分が期待していた感じの古着市ではなかったのですが、別の機会にまたチャレンジしたいと思います。