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【バルセロナからの日帰り旅行】サラゴサに行ってきました

【バルセロナからの日帰り旅行】サラゴサに行ってきました スペイン国内観光
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バルセロナとマドリードのほぼ中間に位置する街、サラゴサに行ってきました。バルセロナからはAVE(高速鉄道)を利用して、片道1時間40分前後で行くことができます。

今回、AVEのチケットはいつものOmioではなく、スペイン国鉄のRenfeのサイトから直接購入してみました。(Omioの調子が悪かったため…)

Omioで検索した時は券種は選べませんでしたが、Renfeから購入すると、①Básico、②Elige、③Elige Confort、④Prémiumの4種類から券種を選ぶことができます。Renfeのサイトに書かれている情報を自分の理解できる範囲でざっくり訳してみましたが、以下のような違いがありました。(この記事を書いている時点での情報です)

BásicoEligeElige ConfortPrémium
・チケットの変更不可
・払い戻し不可
・手荷物:3個まで(最高25kg)
・無料でのチケットの変更可(1回)
・一部払い戻し可(金額の70%)
・手荷物:3個まで(最高25kg)
・広い座席
・無料でのチケットの変更可(1回)
・一部払い戻し可(金額の70%)
・手荷物:3個まで(最高25kg)
・広い座席
・無料でのチケットの変更可(無制限)
・Puente AVE(旅行日当日に乗車時間を早めたり遅らせたりできるサービス)の利用可
・乗り遅れによる変更可
・チケットの所有者名の無料変更可
・払い戻し可(7日前までなら100%、それ以降は金額の95%)
・座席指定可
・Sala Club(ラウンジ)の利用可
・食事つき
・手荷物:3個まで(最高25kg)

この券種の違いと出発時間によって同じ行き先でも値段が全然違うので、行きは最安値のBásicoを選んだのですが、帰りの分はElige ConfortのほうがなぜかBásicoよりも値段が安くなっているケースに遭遇したのでそちらを購入しました。

ちなみにElige Confortは座席が広くなっているので、行きのBásicoのときは横が2-2の配列、帰りのElige Confortでは2-1の配列になっていましたが、Básicoでも窮屈さは全然感じなかったです(普通に日本の新幹線の指定席くらいです)。座席の前後のスペースについては、BásicoもElige Confortも同じような気がしました。

Renfeの座席(Elige Confort)
Elige Confortの座席

サラゴサの駅(Zaragoza-Delicias)から街の中心部までは結構離れているため、到着後はバスなどを使うか迷いましたが徒歩で回ることにしました(健康を考えて…)。まずは比較的駅から近く、徒歩20分くらいで到着できるアルハフェリア宮殿(Palacio de la Aljafería)に行きました。

アルハフェリア宮殿は「アラゴンのムデハル様式の建築物」の一つとして世界遺産に登録されています。

アルハフェリア宮殿の外観

チケットは、事前にネットから訪問時間の枠だけとって、代金は当日チケットカウンターで支払うというちょっと珍しい?タイプの販売方法になっていました。

イスラム文化の影響を受けた関係で、内部の壁などのデザインに曲線が多く使われていて中東っぽい雰囲気があり、レースの模様みたいになっていて素敵でした。

アルハフェリア宮殿の内部
アルハフェリア宮殿の内部(天井)

現在、内部の一部は議事堂として使用されていて、その中にも入ることができました。

アルハフェリア宮殿の内部の議会場
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その後は、闘牛場の前にあるお店でハンバーガーを食べて休みつつ、徒歩移動を再開して、ヌエストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂(Basílica de Nuestra Señora del Pilar)までやってきました。

お昼に食べたハンバーガー
サラゴサの闘牛場
闘牛場はイベントなどの期間限定で開いているみたいです
エストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂
近くの石橋から見たエストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂

教会は予想していたよりもめちゃくちゃ大きかったです。内部の写真NGだったので外観の写真しかありませんが、かなり人が多くて、サグラダファミリアと同じレベルの混雑具合だった気がします。入口の前がピラール広場という場所になっていることもあって、人の往来が多かったです。

エストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂

教会の入り口は広場側にありますが、川沿いの道路側にある入口からは、エレベーターを使って教会の塔に上ることができます。教会への入場は無料ですが、この塔に上がるのは有料なため、事前に公式サイトから予約をしてから行きました。(この塔のエレベーターと、もう一つの教会の入場がセットになったお得なチケット(10ユーロ(約1,600円))を利用しました)

エレベーターを降りた後はちょっとだけ階段を登って最上部まで行ったのですが、この日はかなり強風だったのでちょっとヒヤッとしました…

エストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂の塔から見える景色
エストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂の塔から見える景色

最後は、ヌエストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂と同じ広場にある、ラ・セオ/サルバドール大聖堂(La Seo del Salvador)に行ってきました。こちらの教会もアルハフェリア宮殿と同じ「アラゴンのムデハル様式の建築物」の一つとして世界遺産に登録されています。

自分の旅の恒例になりつつある観光地のメダル集めですが、ラ・セオ内部のショップに置いてあった自販機で1種類(ラ・セオが描かれているもの)購入できました!(2ユーロ)

ヌエストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂がデザインされたメダルの自販機はないのかなと探していたのですが教会内部では見つからず、ピラール広場と繋がっているアルフォンソ通りにあったお土産屋さんで偶然自販機を発見して、そちらも購入することができました。(これも2ユーロ)

サラゴサのメダル

自販機の写真を撮り忘れてしまいましたが、どちらも同じメーカー(?)の自販機で、ゴールドかシルバーかを選んで購入できる仕組みになっていました。


今回は、すべての入場チケットが時間指定だったこともあってちょっと駆け足で回りましたが、バルセロナのあるカタルーニャ州を抜けたからなのか(サラゴサはアラゴン州です)、ちょっと雰囲気が違う感じがして楽しかったです。

バルセロナから日帰りで楽しめる街としては、西方面はサラゴサまでが限界かなと思っているので、これより西については泊まりでいつか行きたいと思います。

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