バルセロナの中心部、カタルーニャ広場の南側にあるモンジュイック城に行ってきました。
(Googleマップでは「ムンジュイック」になっていますが、スペイン語での読み方としてはモンジュイックのほうが近いかも)
事前に行き方を調べたところ色々な方法があったのですが、バス1本で行くのが一番簡単だと思い、カタルーニャ広場のすぐ脇にあるバス停(アップルストアの横)から55番のバスに乗って、そこからお城まで歩いていくことにしました。
実は日本にいた頃は、バスにちょっと苦手意識があってできるだけ避けていたのですが、バルセロナでは駅の券売機で買える回数券がバスでも同じように使えるので、結構気軽に使っています。(以前ブログに書いたT-mobilitatも同様に使えます)
ちなみに市内のバスの乗客のほとんどは回数券か定期を使って乗車しているのですが、持っていない場合はクレジットカード(デビットカード)のタッチ決済で支払っているようです。(現金で支払ってるところを見たことがないので、キャッシュレス化してる…?)
また、外国でバスを使う場合、降りるタイミングがわからないという点が一番気になる問題だと思うのですが、私の場合は、初めて乗る路線は常にGoogleマップを開くようにしています。
Googleマップ上でバス停をタップして該当の路線を選ぶと、路線上に各バス停が○で表示されるので、その画面を開きっぱなしにしてGPSで自分の現在位置を確認しつつ、降りる予定の一つ前のバス停を通り過ぎたら降車ボタンを押しています。
今回の場合は30分ほどバスに乗って、終点のバス停Pl Danteで降りたら(ちなみに帰りのバスもこのバス停から乗ることができます)、ケーブルカーが上っていく方角を目指して公園を歩いていきました。
ケーブルカーの途中駅、Miradorまではあっという間に歩けてしまう感じなのですが、そこからは少し階段と坂道が続きます。普段まったく運動していない自分の体にはちょっとしんどかったです…が、バス停からお城までは歩いて20分くらいで着いたので、そこまで体力を奪われる感じではなかったです。
チケットは前もって公式サイトでオンラインチケット(9ユーロ)を購入しておいたので、入り口では予約時間になったらスマホの画面を見せるだけで入場可能でした。
「城」とはいうものの、見張り台や刑務所として使われてきた歴史があるので華美な感じではなく、内部も質素な作りになっているので、どちらかというと砦みたいな印象です。
入場してすぐ、バルセロナの港が見渡せるのですが、この日はクルーズ船が入港していました。(いつか乗りたいと思っているMSCの船…!!)
ビジターセンターには、モンジュイック城のこれまでの歴史やここで使われていた武器などが展示されています。
道なりにそって階段を進んでいくと、城の屋上部分に上がることができて、そこからはバルセロナの街並みを見ることができます。(サグラダファミリアも見れます)
帰りはなんとなく景色を楽しみたかったので、窓口で片道切符を買ってケーブルカーに乗ってバス停まで戻りました。体感で5分くらいだったのですが、アトラクション感があって面白かったです。
なお、バルセロナ市街を一望できるスポットとして、バルセロナ中心部から北東方面の山の上にあるティビダボという場所もあります。
(実はティビダボは結構前に行っていたものの、ブログに書くタイミングを完全に逃していました…)
頂上には大きな教会があり、場所によってはバルセロナ市街からもこの教会が見える場合があります。(山の上にある、電波塔が見える方角が目印です)
ティビダボからの眺めはこんな感じです。モンジュイック城よりも高い位置にあるので、さらに遠くまでバルセロナ市街を見渡したい場合はこちらもおすすめです。(ここからもサグラダファミリアが見れます)