6月の第一日曜日にカタルーニャ美術館(Museu Nacional d’Art de Catalunya)に行ってきました。なぜ第一日曜日かというと、この日は毎月無料で見学できる日だからです!(…ということを行く直前で知りました) 他にも毎週土曜日の15時以降なども無料で見学できます。
ふと週末にバルセロナ市内でどこか美術館にでも行こうかなと思っていたところ、ちょうどタイミングが合って無料開放日だと知ったのですが、通常の一般チケットは12ユーロ(約1,800円)なのでかなり太っ腹です。
カタルーニャ美術館は、先日訪れたモンジュイック城のふもと、モンジュイックの丘にあります。
当日は、そのままチケットを持たない状態で列に並んで入場することもできるのですが、今回は事前に公式サイトからオンラインチケットを0円で購入して、スマホでチケットのQRコードを見せる方法で入場しました。
開場時間(午前10時)で入場したこともあってそこまで混んではいなかったので、別にチケットなしでも大丈夫だったかもと結果的に思ったのですが、美術館の入り口ではチケット有りの列と無しの列に分かれていて、有りの列から優先的に入場させてもらえました。
カタルーニャ美術館の外観は、ぱっと見ヨーロッパのお城か宮殿かという感じですごくゴージャスです。メトロを利用して行くと、最寄り駅のEspanya駅からカタルーニャ美術館までは建物の真正面をしばらく歩いていくルートになるので、どのタイミングで写真を撮るのがベストなのかすごく迷いました。
これは美術館の入り口前から撮った写真なのですが、入場前の時点ですでに景色が良い!です!
バルセロナは高層ビルが密集という街並みにはなっていないので、ちょっと丘を上がるだけで遠くのほうまで見渡すことができるのはすごく素敵だなあと常々思っています。
美術館の中に入ってみると、一方通行ではなく年代によって左右に部屋が分かれていて、好きなところから自由に見ることができる流れになっていました。
正直、解説できるほどの知識がないので…🙄展示内容は割愛しますが、個人的に好きだなーと思ったのはこのあたりの作品です。(近代美術寄りに偏ってます)
あと、印象に残っているのは、100年以上前のバルセロナの街の風景画です。(写真撮るの忘れました…)
描かれている人の服装は今と全然違うのに、建物は現在のバルセロナにあるものと全然変わってなくて、やっぱり建物は昔から引き継いでるんだなあということを改めて実感しました。
見学後は、美術館の建物の一番奥(カフェの横)のエレベーターから屋上に上がりました。
こんな感じでバルセロナ市内を一望できるらしいと期待して行ったのですが、残念ながら私が行った日はメンテナンス中でこの場所には入れず…そのため、屋上の外周部分だけ歩いてきました。
でも美術館内にいた人数と比べて全然人が来ていなかったので、かなり穴場だと思います!
休憩なども含めてバルセロナ美術館には合計3時間弱ほど滞在して、最後は自分用のおみやげとして、ミュージアムショップでトレイと缶入りのチョコを購入しました。
右側のミュシャの絵のパッケージに「BARCELONA」って書いてある??と不思議に思って調べてみたら、バルセロナにあるこのChocolate Amatllerというチョコレート屋さんは創業220年を超えていて、ミュシャがちゃんと(?)このチョコレート屋さんのために描いた作品のようでした。
このお店はバルセロナの超有名観光地のカサ・ミラやカサ・バトリョの真横にあるらしく、別デザインのパッケージもめちゃかわだったので、次に日本に一時帰国するときのお土産候補にしようと思います!