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スペインで手に入る材料で味噌を作った話

ひよこ豆を使ってスペインで手に入る材料で味噌を作った話 日常生活
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ふと味噌を仕込みたくなったので、スペインで材料を揃えて味噌を作りました。

といっても、毎日お味噌汁を飲みたいとか、味噌の味を懐かしく思っているというわけではなく、仕込みの過程をやってみたくなったので作ってみることにしました。(ちなみに、味噌はこちらのアジア系のスーパーや通販でも手に入るので(お高いけど)、作らないと食べられないわけではないです)

日本にいた頃に、材料や道具をきっちり揃えて仕込んだことが一度だけあったので、なんとなく作り方の工程はわかっていたのですが、仕込み用の容器(以前は陶器のかめを使っていました)をどうするべきか…と最初は考えていました。でも別にかめを使わなくても、最近はいろんなやり方があるんですね。

ガラス瓶やプラスチック容器を使う選択肢も良さそうでしたが、今回はお手軽にチャック付きポリ袋に入れて作ってみることにしました。

まず、手作り味噌の材料といえば、塩、大豆、麹の3つを揃える必要があります。塩は、やっぱりちょっといい塩(自然塩?)を使ったほうがいいのかなと思ったのですが、いい感じのものが見つからなかったので、スーパーにあった一番安い普通の塩を使いました。

塩
海塩と書いてあります

乾燥豆はスーパーで何種類も見かけていたので、そのなかに大豆もあるんじゃないかと思いきや見つかりませんでした…でも大豆じゃなくても、もしかして他の豆でもいいのでは?と思い調べてみたら、小豆や白いんげん豆などでも仕込めるというレシピを見つけ、その中でも今回はひよこ豆(ガルバンゾ)を使ってみることにしました。

ひよこ豆
スペイン産のひよこ豆

最後に入手が一番難しいと思われる麹なのですが、アジア系スーパーでも見つけるのが難しいだろうと思ったので、ここは潔く最初からAmazonに頼りました。スペインのAmazonには、実は日本の麹(みやここうじ)の取り扱いもあるのですが、せっかくなので(おそらく)スペイン産のこちらの乾燥麹を買いました。

乾燥米麹
麹や味噌、しょうゆを仕込んでいる会社がタラゴナにあるらしいです

実はスペインに来るときに、乾燥麹を持っていこうかと考えていた時期がありました。ただ、お米(精米)を海外から日本に持ち込む場合は検査証明書などが必要なので、スペインも同様のルールかもしれないということや、麹に加工されているとはいえ見た目は完全に調理前のお米だし、なんかちょっとグレーな感じ&引っかかったときに自分じゃうまく説明ができないので、持ち込みは諦めました…

というわけで材料が揃ったので、大豆で作る場合と同様にひよこ豆を煮てつぶして全部混ぜたら、チャック付きポリ袋に詰めて紙袋でくるんで、キッチンの戸棚の上に置いておきました。(10月中旬に仕込みました)

仕込んだ味噌
IKEAのジップバッグを二重にしています

ときどき様子をみて混ぜつつ、5か月後の出来上がりがこちらです!

出来上がりの味噌

本当は半年熟成させるつもりだったんですけど、様子をみたときにチャック付きポリ袋と味噌の間に謎の薄い膜(おそらく産膜酵母というもの?)が出てきてしまっていたので、約5カ月後の時点で冷蔵庫に移して完成にしました。

約600gあるので、たまーに炒め物などに使う程度としては1年くらいはもつんじゃないかなと思っています。次回仕込むことがあれば、黒いんげんや白いんげん豆でやってみるつもりです。

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