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【ライアンエアー】搭乗レポート(バルセロナ⇔ダブリン)

ライアンエアー搭乗レポ 海外旅行
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先日、夫の実家(アイルランド)に帰省したときに、10年ぶりにライアンエアー(Ryanair)を利用したので、その搭乗レポートです。

ライアンエアーは、ヨーロッパを手軽に旅行したい場合はほぼお世話になるだろうという、アイルランドに本社がある格安航空会社(LCC)です。

ライアンエアーは運賃自体が非常に格安であると同時に、何をするにも追加費用がかかるといった感じで、日本にもピーチやジェットスターなどのLCCは就航していますが、それよりもコスト削減を徹底している印象です。

基本の運賃はどれくらい安いのかというと…

とある日の検索結果
Ryanair route map | Our European destinations

ある日のスペイン(バルセロナ)からポルトガル(ファロ)までは、片道9.99ユーロ(約1,400円)

路線や発着日によってかなり値段に差があるので、安いのが見つかったらラッキーという感じなのですが、大抵のケースでは日本の新幹線よりも安い値段で買うことができます。

ただし、基本料金で持ち込みできる荷物は、座席の下に収納できるサイズ1つのみになります。ここから荷物を追加しようとすると17ユーロ、もしくは預け入れのスーツケースを追加する場合は38ユーロの追加料金が必要…といったように、普通の航空会社であれば標準のサービスとして含まれているものが、ライアンエアーではすべて有料になります。(ちなみに荷物を追加しない場合、チケット予約画面で「本当に追加しなくていいんですか?」とかなり念押しされました…)

今回、アイルランド行きのチケットは出発の2週間前くらいに予約したこともあり、一人当たり往復で100ユーロ前後でした。

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なお、二人分のチケットを同時に購入したので、普通ならデフォルトで座席は隣同士になると思いきや…ライアンエアーのすごいところは、(おそらく意図的に)隣同士ではない別々の座席を割り振ってくるので、隣同士で座りたいという場合は10ユーロ前後の座席指定料金を支払う必要があります…

今回は片道2時間ちょっとのフライトだし別にいっかということで、座席は別々のままで予約をしたのですが、おそらく同じような考えの方は結構いて、実際に搭乗した時には夫婦や友達同士でも離れた座席に座っているグループを多く見かけました。

ただ、1列違いの場合など、同乗者が近くの座席にいる場合は、その場で見ず知らずの乗客同士が交渉して、座席の交換が行われていました。(私も行きの飛行機では交換を頼まれたので、座席を移動しました)

せっかく格安料金で乗っているのだから、余計な追加料金は払いたくないという心境の人が多いのかなと思います。

今回、予約&搭乗してみて私がちょっと驚いた点としては以下の3つです。

  • 予約の最後に、「フライト情報をSMSに送る」を選ぶと2.99ユーロかかる
    →必要な情報はEメールで普通に(もちろん無料で)受信できるので、SMSで別途受け取る必要はないです。
  • 座席のシートにポケットがない
    →スマホやタブレットなどを一時的に置いておく場所がありません。(使わないときはずっと太ももの上にのせていました)
  • 搭乗&降機時は地上を歩いて飛行機まで行く
    →ターミナルビルと飛行機をつなぐ橋は使わない方針なんだとか…(使用料がかかるらしい?)
    ちなみに、飛行機に出入りするときの扉は前だけでなく後ろのほうも開くので、自分の座席位置によっては後ろから入ったほうが便利です。
ライアンエアーでの後ろの入り口
後ろからも出入りできるようになっています

あと、ちょっと面倒だなと思った点としては、私は(EU国籍以外の人は)どうやらEチケットが使えないことです。

夫の分は、オンラインチェックイン後はすぐにバーコード付きの搭乗券がアプリで確認できたのですが、私の分は「チェックデスクに行くように」との指示がアプリ内で表示されていて、預け入れの荷物がない場合でもカウンターに行って、ビザのチェックをしてもらう必要がありました。そこで搭乗券を印刷してもらい、かつ、スタンプを押してもらわなくてはいけないので、せっかく身軽に旅行をしてもカウンターに並ぶ時間が発生してしまう状況でした。

ただ、他と比べて運賃が格段に安いのは事実なので、サービスや環境の取捨選択も含めて割り切って利用すればとても便利だと思います。

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