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【スイス航空】搭乗レポート(バルセロナ⇔成田)

【スイス航空】搭乗レポート(バルセロナ⇔成田) 海外旅行
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先日、日本に一時帰国したのですが、その際に初めてスイス航空を利用したので、搭乗レポートを書きたいと思います。

長距離路線&昨今のウクライナ情勢の関係で、通常よりもフライト時間が長時間になっていることもあり、今回はちょっと上乗せしてプレミアムエコノミークラスにしてみました。(エコノミークラスの価格に、一人当たり往復でプラス300ユーロくらいで予約ができました)

行き(バルセロナ→日本)の飛行機

バルセロナと日本間の直行便はないため、まずはバルセロナからチューリッヒ(約2時間弱)、その後乗り換えて、チューリッヒから成田(約13時間)まで行く流れになります。

行きのスケジュール
行きのスケジュール

チューリッヒ空港に行くのは初めてなので、空港内のお店を見て回るのをちょっと楽しみにしていたのですが、今回の乗り換え時間は90分とあまり余裕がないスケジュールでした。それに加えて、バルセロナからの出発が30分遅れてしまい(!)、実質乗り換えに60分しかない状態になってしまったこともあり、お店にはまったく立ち寄れませんでした…(なお、預け入れの荷物も含めて無事乗り換えはできました)

バルセロナからチューリッヒまでは、午前中&天気が良かったこともあってか、アルプス山脈が上空からきれいに見えました!

アルプス山脈
一面真っ白でした

機内ではチョコとお水が提供されました。(スイスだからかチョコレートも美味しかったような気がします)

チョコレートとお水

バルセロナからチューリッヒまでは短距離なので、座席はすべてエコノミーと同様なのですが、チューリッヒからは成田まではプレミアムエコノミーの座席です。

ちなみに、スイス航空のプレミアムエコノミークラスは2022年の6月頃から導入されたとのことですが、座席のベルトが乗用車の運転席と同じように、右上から左下に斜め掛けをする形になっていてちょっと驚きました。(帰りの飛行機で気付いたのですが、斜めベルトの部分は取り外しができて、ふつうにお腹部分だけのベルトに変更することもできました)

座席のベルト

足元にはお水、その下にはコンセントがありました。コンセントは使いませんでしたが、形状的に日本のプラグも利用できる仕様になっているように思います。

座席のお水
1本は隣の座席の分です
座席のコンセント
USBの挿し口もあります

アメニティ(アイマスク、耳栓、歯ブラシ&歯磨き粉のセット)は紙製のポーチに入っていました。

アメニティのポーチ

ちなみに座席なのですが、倒しても後ろの席に干渉しないハードシェルデザインという方法が取り入れられており、座席を倒すと背もたれが後ろに倒れるのではなく、座面部分が前にスライドすることによって背もたれが斜めになるという感じになります。そのため、座席を倒したいときは、座面を前に動かすように力を入れる必要がありました。

フットレスト部分も座面と一緒に前に移動するので、フルフラットとまではいかないですが、エコノミーよりかなり快適になります。

座席に着席してしばらくすると、離陸前にエルダーフラワーのウェルカムドリンクがグラスで提供されました。

ウェルカムドリンク
甘くておいしい

メインの食事は3つの中から1つを選べる形式です。こちらも陶器(&飲み物はグラス)での提供です。

器が陶器になった分、提供するのに重くて大変なのではないかと思っていたのですが、意外にも薄くて軽く作られていたので、持ってもそれほど重さは感じませんでした。

機内食のメニュー
機内食
ニンジン入り野菜ココナッツソース麺
機内食(朝)
朝(昼??)ごはん、なにかとほうれん草とポテト
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帰り(日本→バルセロナ)の飛行機

バルセロナまでの帰りのスケジュールは、行きと同様にチューリッヒで乗り換えだったのですが、成田からチューリッヒまでは約14時間半、チューリッヒからバルセロナまでは約1時間半となり、成田→チューリッヒ間は行きよりも1時間以上長くなります。

帰りのスケジュール
帰りのスケジュール(きつい)

行きと同様にユーラシア大陸上を航行するものだと思っていたら、なんと気づいたらアラスカの横を通って北極圏を経由していました…!

私調べによると、フィンエアーはこのルートで航行していて、飛行機内からオーロラが見えることもあるらしいので、もしかしたらこのフライトもその可能性があったのかもしれません。

航路その1
航路その2
ほぼ海上を航行するルート

なお、帰りは乗り換え時間に余裕があるはずだったのですが、日本からの出発が1時間ほど遅れたのと、それに加えてチューリッヒでのセキュリティーチェックが1つしか開いておらず、そこを通過するにも時間がかかってしまい、結局帰りもお店を見て回れるほどの余裕はなくなってしまいました…

ちなみに乗り換え時のターミナル間の移動には空港内の電車を使う必要があったため(行きも同様)、時間的な余裕は必要だと思いました。

ターミナル移動用の電車
乗り換えに使った電車
ターミナル移動用の電車
セキュリティーで最後のほうだったので、他に乗客がいませんでした

帰りの飛行機でのアメニティは、行きと同じかと思いきやポーチではなく紙製の箱になっていました。

アメニティの箱
環境に配慮してリサイクルの紙を使用

機内食のメニューも、行きとはちょっと異なっていましたが、スイスだからなのかチーズにこだわりがあるみたいでした。

機内食のメニュー
機内食
牛肉の卵黄ソース仕立て
機内食(朝)
朝(昼??)ごはんのパスタ

行きの飛行機ではまったくチェックしていなかったのですが、ギャレーにはサンドイッチ、チョコレートなどの軽食が置いてあって自由に取ることができました。サンドイッチはひとつひとつラップでくるんであったので、パンは乾燥せずにふわふわのままでおいしかったです。

スナック類

また、写真を撮り忘れてしまったのですが、1回目と2回目の食事の間にはアイスクリームも提供されました。(行きの飛行機でもあったらしいのですが、寝ていて食べ損ねました…)

今回、日本で食材や服などをいっぱい購入したため、スーツケース1つ+段ボールひと箱分の荷物を持って帰る必要がありました。

プレミアムエコノミークラスの場合は座席が広くなるというメリットに加えて、預け入れのスーツケースも一人2個までOKになるので、日本から色々と持ち帰りたい場合に荷物が急に増えても安心というのも利点だなと思いました。(段ボールは箱ごと預け入れ荷物にして持って帰りました)

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