スペインに引っ越してきてから実はちいかわにハマってまして、海外転送サービスを利用して通販でグッズをちょこちょこ買ったりしています。
ちいかわについてざっくり説明をすると、X(旧Twitter)でイラストレーターのナガノさんが公開されているマンガで、なんか小さくてかわいいやつです。
以前別の記事で書きましたが、スペインでは日本のマンガが予想以上に充実しているので、スペイン語版のちいかわは出版されてないのか調べていたら、2023年の11月末にようやく1巻が発売されました!
日本では最近6巻が出たところなので、約5巻遅れでの発売です。
ということでこの1巻をもとに、私のスペイン語の勉強も兼ねて、ちいかわで出てくるフレーズがスペイン語ではどうなっているのか書いてみたいと思います。
なんか小さくてかわいいやつ
Una cosita así como chiisai y kawaii
「小さい」と「かわいい」は日本語のままになってます。kawaiiは日本国外でも浸透しているイメージですが、chiisaiもこれをきっかけに世界標準語になる…可能性が?
cosita(小さいもの)は、西英辞書で調べたらめちゃくちゃぴったりの意味(little thing, little something)でした。(マイナー単語すぎて手持ちの紙の西和辞書には意味が載ってませんでした)
発音から受ける印象もすごくちいかわっぽい気がします。
こんなになっちゃった…
キメラ pic.twitter.com/jjbwzZUKV8
— ちいかわ💫アニメ火金 (@ngnchiikawa) February 3, 2020
Mira en qué me he transformado…
スペイン語では日本語よりも直接的な言い回しになっていました。(私が変わったのを見て、という意味)
一見複雑そうな文章ですが、ここで出てくる命令形や現在完了はA1~A2(スペイン語初級レベル)で学ぶ範囲なので、今の私でも読むことができました。
くりまんじゅう
Bollo de castaña
私はくりまんじゅうとハチワレ推しなので、くりまんじゅうをスペイン語でどう言うのか気になっていたのですが、くりまんじゅうはスペイン語に翻訳されていました。
bolloが菓子パン的なもの、castañaが栗です。
ちなみにハチワレはHachiware、うさぎはUsagi、モモンガはMomonga、ラッコはNutria marinaでした。くりまんじゅうとラッコだけなぜか直訳スタイルです。今後シーサーやカニはどうなるのか気になります…
なんだ~もう朝…かと… ひとり…ごつ…
— ちいかわ💫アニメ火金 (@ngnchiikawa) May 7, 2020
“¡Ahí va! Ya es de día”… Dije hablando solo…
ちいかわアニメのエンディング曲でもある、ハチワレの歌の歌詞の冒頭部分です。
「Ahí va」が「なんだ」部分に相当すると思うのですが、辞書などで明確な日本語は見つけられませんでした。ネット上で調べたところ、驚いたときに使ったりするみたいです。「Dije hablando solo…」は過去形(点過去)になっています。(私は一人で話した、という意味)
このフレーズも初級レベルの文法知識でなんとか理解できる範囲でした。
なんとかバニア
バニア pic.twitter.com/9GMhuHufox
— ちいかわ💫アニメ火金 (@ngnchiikawa) June 25, 2020
Nosequevanian
vanianはバニアを指していると思うのですが、nosequeは”No sé qué”(「~を知らない」という意味)をつなげて1語にしたもの?と推測しましたが実際はどうなんでしょうか…
No sé qué バニアだとすると、バニアの前がわからないから「なんとかバニア」と言っている状況と合ってるし面白い言い回しだなーと思いました。(日常生活で使えるのかなこれ…)
ちいかわはフレーズが短いこともあって、スペイン語初級レベルでも理解できる範囲の文法が使われていることが多くて読みやすかったです。
あとはグッズが買えるようにスペインでも日本並みに流行るといいなと思います!!