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東京外国語大学の言語モジュールとAnkiを使った単語学習

東京外国語大学の言語モジュールとAnkiを使った単語学習 スペイン語学習
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スペイン語学習として今もDuolingoは続けているのですが、日々の生活や今後DELEスペイン語検定を受けるためにもうちょっと基礎的な語彙力を強化したいなーと思いまして、TUFS言語モジュール(東京外国語大学21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」)を使って単語学習をしています。

TUFS言語モジュールというのは、インターネット上の言語教材として様々な言語を学習できるようになっているWebサイトです。すべて無料で閲覧できることと、東京外国語大学が作成していることから信頼性も高いと思ったので、このサイトを活用してみることにしました。

公開されている教材は用途に合わせて、発音・会話・文法・語彙モジュールに分けられているのですが、語彙モジュールでは基本的な語彙(700~900語)が収録されているので、初級レベルの基礎的な語彙を増やすという点で私にちょうど合っていると思いました。

ただ、サイトを開いて眺めているだけでは正直私の頭にはまったく入ってこないので、Ankiという暗記カード作成ソフトを使って自分で単語帳を作っています。

最初はノートに単語と意味を手書きしていたものの、スペイン語⇔日本語のインプットとアウトプットができる仕組みを持ちたくて検索してたどり着いたのがAnkiでした。

Ankiでは一日当たりに学習できる新規単語数が決まっているため、私の使用方法としては、語彙モジュールの単語をちょっとずつAnkiに追加していき、そのついでに作成済みのデッキ(フォルダのようなもの)をめくって覚えていくというスタイルです。

この記事を書いている時点での私のデッキの見た目はこんな感じになっています。

Ankiの画面

他の暗記カード作成ソフトを試していないので比較はできませんが、個人的にはAnkiは以下の点が気に入っています。

  • 画像の追加やフォントの色など、自分の見やすい&覚えやすいようにカスタマイズしやすい
  • 記憶のメカニズムにそって最適な間隔で単語を表示してくれる(らしい)ので、全然覚えられない単語は頻繁に表示される仕組みになっている
  • AnkiはPC版とスマホ版があり、ログインして使用すれば学習状況の同期ができるので、デスクトップ版でカードを作成&学習しつつ、外出時のスキマ時間でもスマホで学習ができる
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私のモチベーションを保つ方法としては、なるべく画像を貼って絵のイメージで覚えるようにしているのと、顔や目などの体のパーツや服装等、チャンスがあれば好きな俳優さんの写真を貼ったりしています。(大事!!

単語が表示されると、このように自分の覚え具合を選択するボタンが出てくるので、それによって次にその単語が表示される間隔が決まるようになっているのですが、

Ankiのボタン

何日やっても全然スムーズに正解できない、つまり頭に入ってこない単語(本当に怖いくらい定着しない…)には、「leech」というタグが自動でつきます。今のところ私の場合は全体の3%くらいはleechになっています…

それから、Ankiでカードを作る際には、語彙モジュールに書いてある意味だけではなく必ず辞書を引いてそれ以外の意味や例文を調べるようにしていて、実際に今使っているのは以下のツールです。

SpanishDict

SpanishDictはスペイン語⇔英語の辞書です。意味を日本語で覚えるよりも英語で覚えたほうがすんなり頭に入る場合があるので利用しています。(ただし、一つのスペイン語に一つの英単語とは限らないところが厄介…)

ほぼすべての単語に動画付きで口の動きが分かる音声がついているので、発音を確認したいときは毎回SpanishDictを使っています。動詞の場合は、Conjugationのタブから活用形をひとつひとつ確認できるところも気に入っています。

ただ、Examplesのタブ内にある例文の正確性は確認されていないようなので、そちらはあまり参照しないようにしています。

コトバンク(小学館 西和中辞典)

コトバンクは、ある単語に関連する語句も一緒に書いてあることが多いので(例えば「tienda」(お店)のページには、精肉店、ショッピングセンター、菓子店など店名に関連する単語も一緒に多く書かれています)、それらも併せて覚えることができます。

ちょっと難点としては、ページ内の一番上に書かれている大きい見出しの単語にアクセント記号(´)やティルデ(˜)が表示されていないので、単語を覚えるときにうっかり見落としがちになります。

また、スペイン語だけではなく複数の辞書から網羅的に検索するため、検索結果の一番上にスペイン語辞書が出ないこともあり、自分が見たい検索結果にたどり着くまでにひと手間が必要です。

紙の辞書(現代スペイン語辞典)

現代スペイン語辞典

これはスペインに来る前に、中古で日本で買ってこちらに持ってきた辞書です。(この辞書が語彙数とサイズのバランスが良いみたいな情報をどこかで読んで選びました)

コトバンクで書かれている意味や使用例がしっくりこない場合や、さらに信頼性の高い情報や解説を確認したい場合は紙の辞書を引いています。

この記事を書いている時点では、語彙モジュールの6割くらいの単語は覚えることができた状態なのですが、言いたいことが言える状態になるにはまだまだ全然足りてないので、引き続き単語学習は継続中です。

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