いつもお世話になっている動物病院に行って、マイクロチップの装着&狂犬病予防接種を受けてきました。(この時点で出発予定の約3か月前)
スペインへの入国にあたって、動物病院での処置が必要なものは、2022年2月時点では上記2つでOKでしたが、必要とされる内容は国ごとにかなり異なるようです。
今回、病院でかかった費用は1匹あたり1万円弱ほどでした。
マイクロチップの装着
マイクロチップは首と背中の間ぐらいのところに装着するのですが、普通の注射より針が太いので、麻酔をしてから打つケースもあるそうです。麻酔を使う場合のリスクはもちろんあるので、うちはそのままで装着をお願いしましたが、4匹とも暴れたり鳴いたりすることもなくすんなりと装着できました。
約半月後に、日本獣医師会からこのようなデータ登録完了通知書(ハガキ)が届きました。
狂犬病予防接種
猫に対して狂犬病予防接種をするというのは、日本ではあまり一般的でないように思うのですが、海外へ連れて行くためには猫でも狂犬病予防接種が必要です。
また、2年以内に日本に戻る可能性があるかないかで接種の対応が異なります。
日本は動物の輸入条件が非常に厳しく、もし日本に戻る場合は、狂犬病予防接種は2回接種したうえで抗体価検査等をしなくてはいけないのですが、私たちは猫たちと一緒に日本に戻るつもりはないので、狂犬病予防接種は1回のみの対応にしました。
証明書の準備
動物病院からマイクロチップの番号と狂犬病予防注射済証を入手したら、バーデンさんに作成していただいたマイクロチップ埋込証明書と狂犬病予防接種証明書(どちらも英語で記載)を動物病院に持ち込み、発行獣医師の直筆の署名と捺印をしてもらいました。
このあと、出発の10日前~前日までに再度動物病院に行き、改めてマイクロチップの読み取り・番号の確認と、飛行機に搭乗しても健康上問題ないかどうかを先生に確認してもらい、今度は健康診断証明書(こちらも英語)に署名・捺印をしてもらいます。
この3枚の証明書が準備できたら、ひとまず書類関係の準備は完了です。
一度やってみると、これ自体はそれほど複雑ではないのですが、証明書には何を記載したらいいのか、動物病院で何を処置してもらわないといけないのか、という明確な情報を自分では見つけることが難しかったので、バーデンさんですべて作成してもらえて助かりました。
まだまだ続きます。